バドミントン・桃田賢斗選手、日本代表の引退を発表「体力面、精神面において限界」
桃田選手はコメントで「再び世界トップを目指すのは体力面、精神面において限界と感じ、決意いたしました」と心境を明かした。関係者やファンに感謝を伝え、今後は競技活動は続けるとし、「国内の大会に参戦しつつバドミントン教室やイベント等へも参加し、バドミントンの発展のために尽力してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします」と発表した。
桃田選手は今後も引き続き、同社のバドミントン部に所属し、SJリーグや全日本総合バドミントン選手権等の国内における競技活動を継続。また、バドミントンの振興や同社での地域貢献活動などに取り組む。
主な成績は、2015年「インドネシアオープンスーパーシリーズプレミア」優勝、「スーパーシリーズファイナルズ」優勝、18年「アジア選手権」優勝、「世界選手権」優勝、「日本男子史上初の世界ランキング」1位獲得、19年「全英オープン」優勝、「世界選手権」優勝(2連覇)、「ワールドツアーファイナル」優勝、21年に東京オリンピックに出場した。
(以下、桃田賢斗選手のコメント全文)
この度、4月27日(土)より開催されるトマス杯における活動をもって、バドミントン日本代表を引退することとなりました。再び世界トップを目指すのは体力面、精神面において限界と感じ、決意いたしました。これまでの成績を残せたのはNTT東日本をはじめ私の活動を支えていただいた関係者の方々や応援してくださるファンの皆さまのおかげだと思っております。心から感謝申し上げます。
今後は日本代表からは引退するものの、競技活動は続けてまいります。国内の大会に参戦しつつバドミントン教室やイベント等へも参加し、バドミントンの発展のために尽力してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。